どうも、ナベヤンです。
僕は偏差値がとんでもなく高い高校でした。
同じ高校の同期は死ぬほど優秀です。中には税理士試験と言う日本国内最難関資格でトップ合格するような猛者もいます。
同期には現役で京都大学に合格し、メガバンクに入社した人も、国家公務員として国土交通省に行き同年代よりもはるかに給料をもらっている人もいます。
一方、僕は浪人してその上で受験に失敗しました。そんな僕の末路は、、、、
彼らの5倍ほどの収入を手にしています。
さらにいうと、1日の労働時間は彼らの3分の1ですし、別にやらなくても同じように収入が入ってくる状態です。
つまり、労働生産性は15倍ということになります。
明らかに僕は彼らよりも能力が低いです。それでも時間あたりの労働生産性が15倍なのです。
このおかしな事実について解説していこうと思います。
【真実】収入は能力には比例しない
早速ですが、結論を言ってしまいますね。
収入と能力は比例していません。
もうびっくりするほど比例していません。
能力が高ければ高いほど収入が上がるわけではないのです。なので、超優秀な僕の高校の同期よりも収入が高いです。はるかに。
では、何に比例するのか?
それは、「自分の時間と労力をどこに費やしたか?」のみで決まります。
たとえば、地方自治体の公務員をやっている人とメガバンクの行員だったら、人間としての能力やスキルに関係なくメガバンクの人の方が給料が高いです。
女性の場合、どれだけ大量の資格を持ち、その人の能力値が高家老と事務作業をしている人と水商売や風俗で働いている人では圧倒的に後者の方が収入が高くなります。
これには、スキルや能力、資格は一切関係ないのです。
どれだけ足が速い人でもバイクと勝負して勝つことはできないし、バイクだったら電車には勝てないし、電車は新幹線には勝てないのです。
能力の差は同じ土俵に立って初めて現れるのです。新幹線だったら
こだま<ひかり<のぞみ
ですよね。同じ土俵で戦った時に初めて能力の差が生まれます。でも歩いている人間とこだまでは勝負になりません。
基本的に収入はどの職業についたか? どの働き方を選択したか?
これで決まります。
あなたの仕事はそもそもその金額を稼ぐことができるのか?
あなたは、月収がいくら欲しいですか?
僕は大学生の時にぼんやりと紙に「月収100万円を稼ぐ」と書いたことがありました。その時アルバイトはマクドナルドでした。
時給は900円で22時以降から朝の5時は深夜賃金25%アップで1125円でした。深夜は7時間しかないので間をとって時給1000円とします。
マクドナルドで1日24時間ずっと働いて30日間1日も休まなかったら、
1000円/時間×24時間×30日=72万円
この時点でわかりますよね。マクドナルドで働いた時点で月収100万円を達成することは物理的に不可能だということです。
1日も休まず30日間働くとしたら月収100万円を稼ぐには時給は、
100万円÷30日÷24時間=1389円
以上は必要。
時給1389円以下の人はまず1秒も休まず働いたとしても月収100万円を超えることができません。
あなたの時給を計算してみてください。多くの人は就職してから収入が上がった気になっています。しかし、意外と計算してみると時給でいうとアルバイトよりもはるかに少なくなっています。
もしかしたら、あなたの仕事だとそもそも月収100万円は不可能かもしれませんよ。先ほどの話につながりますが、あなたが望む収入が得られないことが確定している職業があることを忘れてはいけません。
いつその金額を稼げれば幸せになれるのか?
定年ギリギリになって月収100万円を稼げたとします。それで意味がありますか?
そもそも40代50代になって月収100万円って本当に足りますか? なぜなら、子供が大学に行ったり、自分の親が亡くなる年齢でもあります。
サラリーマンの収入は「必要経費方式」です。だから窓際族のおじさんの方が若手のバリバリ働く営業マンよりも給料が高いのです。
おじさんの方が子供できて家族がいて家賃も多いため給料も高くなるのです。
経済学の世界では当たり前の概念なのですが、給料は労働力の再生産に必要なお金とされています。労働力の再生産とは明日もまた同じように働ける状態になることです。
疲れたら寝る必要があるし、子供ができるような年齢なら子育てにかかる金額も給料に入ります。
年齢が重なることに必要経費が多くなるので、月収100万円も必要経費を使えば生活は楽にならないのです。
これに関して別の記事「サラリーマンで年収1000万円を稼ぐ割合は?贅沢できず楽にならない理由」で解説しています。
ここから少し不足です。もしかしたら、
と思うかもしれません。
これまでの時代はそうだったかもしれません。しかし、これからは年功序列や終身雇用が崩壊して、老後まで安心というのもなくなってきます。
その予兆として企業が軒並み副業を解禁し始めました。これは裏の意味ではどういうことか?
ということです。
まとめると、サラリーマンをしていて必要経費方式の給料形態(完全歩合制以外)の場合、金銭的に豊かになることはまずあり得ないということです。
どのような働き方をするべきなのか?〜最大のキーワード〜
本記事では収入と能力は関係ないといってきました。さらに収入だけでなく時間を
では、豊かな人生にもっとも重要なキーワードがこれ、
レバレッジ
です。
レバレッジとは、「てこの原理」のことです。小学校の時にテコの原理で重いものをすごい小さな力で持ち上げたことはありますよね。
このテコの原理から、小さな労力で大きな結果を出す時にレバレッジがかかっていると言います。
そして、レバレッジがかかる働き方をしていれば、働けば働くほど徐々に働く時間が短くなるのにも関わらず、収益が伸びるようになります。
働き方は以下の4つがあります。
- 従業員
- 自営業者
- ビジネスオーナー
- 投資家
これは、金持ち父さん貧乏父さんという本の中で分けられている働き方の4つの区分です。
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労働収入
働いた分だけお金がもらうのが従業員と自営業者です。しかし従業員は限界がありますが、自営業者は稼げるお金に限界はありません。
なぜなら、自営業者は「時給」で働かないからです。仕事に対してお金が発生するからです。なので、100万円の仕事を1時間で終わらせれば1ヶ月の労働時間が1時間でも月収100万円です。
自分の実績やスキルなどで稼げる金額を増やし続けることができるのが自営業者です。
ただし、自営業者は労働をすることでお金が発生するので、場所の制約を受けたり、時間の制約を受けたり、人間関係の制約を受けることがあります。
権利収入
ビジネスオーナーは、ビジネスの仕組みを所有していることで
ビジネスは価値を生み出した人が稼げる世界です。そして、その価値は自分で生み出す必要がなくて、自分が雇っている従業員が生み出したものでもOKなのです。
投資家は、自分が出資している企業や土地が生み出した価値の一部を配当として手に入れることができるのです。
そして、もっともレバレッジがかかるのが投資家です。この世界になるとお金にお金を稼がせることができるのです。
個人でやるには投資家なのか?
この話をして「投資家」を目指すべきだと考えるひともいるかもしれません。
ただし、それは割と厳しいです。なぜなら、投資家になるには投資資金が必要です。その資金がない状態ではなかなか稼げません。
その資金っていうのも100万円なんかでは足りません。最低1000万円以上の資金が必要です。100万円なんて吹けば飛ぶ程度の金額です。
このように投資は参入障壁があります。
例えば、新幹線は確かにオートバイよりも早いですが、新幹線に乗るのは片道だけでも大阪から東京まで2万円弱します。
だから、最初から取れる選択肢ではないのです。
今の時代は「自営業者」と「ビジネスオーナー」を兼任できる
金持ち父さん貧乏父さんが発売された当初は、「自営業者」と「ビジネスオーナー」には大きな隔たりがありました。
しかし、インターネットの発達によって「自営業者」と「ビジネスオーナー」の垣根が徐々になくなってきました。
というのも、自営業者で自分が働いたことが従業員のように働いてくれる時代になったからです。例えば、今あなたに読んでもらっているこの記事。
あなたが読んでいるときにリアルタイムで書いている訳ではありませんよね。
さらに、ブログ記事は1人の人に読まれるときと1000人に読まれるときで何か違いがありますか?
つまり、個人で人を雇わなくてもレバレッジを思い切りかけることができるようになったのです。
Youtuberでも信じられない再生回数を個人で稼いでいるじゃないですか。つまり、人を雇わなくても権利収入を得られる時代になったのです。
なので、まず目指すべきは自営業者兼ビジネスオーナーです。そして、これができるのがインターネットを使ったウェブコンテンツを扱うビジネスです。
最後に
もし、あなたが現状で収入面で不満があって、現状を打破したいと思っていたら、本記事の内容をよく考えてみてください。
もしかしたら、あなたの努力とは関係ないところで収入が決まっている可能性があります。
あなたがいくら努力しても収入は変わらないかもしれません。
そもそもあなたの労力の配置を変更しなければならないかもしれません。