どうも、わたなべです。
今時代が大きく代わる転換期にぶつかっている問事をご存知でしょうか?歴史を見てみても、経済や社会のあり方が大きく変わっているのが、70年のサイクルなのです。
そして、実はこの70年の転換期が2年前の2015年だったのです。これまでの常識、道徳、などすべて全く使えないものになる可能性があります。
1875年明治維新
今(2015年から考えてですが)から140年前といえば、明治維新真っ只中です。
明治維新までに活躍していた人々は、「武士」でした。武士の身分が高くて商人などの身分が低かった時代です。
「士農工商」という身分制度で武士が政治を行う立場でした。それが明治維新によって「四民平等」という政策の丘がで今まで支配階級だった武士が普通の庶民になりました。
これまで刀で戦っていた武士が、西洋の武器を持った農民に歯が立たなくなりました。幕府側についた藩の武士は処刑されたり、規模を縮小させられたりと非常に生きづらい時代へと変わっていきました。
1000年続いた制度がパタリとこれで終わりました。これがどれくらいすさまじい変化かわかりますか?
明日からサラリーマン廃止ね♥!
みたいなレベルです。サラリーマンってたかが100年ちょっとの歴史ですから、平安時代から1000年続いた武士の文化がなくなる方が衝撃的だったと思います。
だって、自分の祖先の祖先の祖先の祖先の祖先の祖先からずっと受け継がれて来た職業が一瞬でなくなったのですから。
日本最大の革命だったんじゃないかと思います。
1945年第2次世界対戦終戦
そして、明治維新から140年が経過した1945年に戦争が終わりました。すると、これまで軍人が統治していたパラダイムが終わり、シビリアンコントロール(文民統制)が始まりました。
国のために働いた軍人は戦争に負けた責任で自害したり、戦犯扱いされてしましました。国のために戦った兵士が戦争に負けて自害したり、神風特攻隊としてなくなったりと、
そして、2015年・・・・・
140年前に武士だった人が一気に職を失ったように、70年前にお国のために働いた軍人が職を戦犯と言われ非難の的になったように、
この2015年も時代が変わってきていると思います。今回の犠牲者はこれまでのパラダイムの主役だったサラリーマンだと思います。
これは国税庁が出した民間給与実態統計調査です。サラリーマンの平均年収の推移です。徐々に下がってきているのがわかりますよね。
今後、サラリーマン文化というのは消える、とまでは言いませんが、どんどんうすれていくのはまちがいないです。
1000年続いた武士が一瞬でなくなるんですから、たった100年のサラリーマン文化がなくなっても何も不思議ではありません。
僕が総確信している理由として、組織を作るビジネスがどんどんなくなっていくとからです。
大企業の社員が一気に0になるとは思いません。しかし、今、サラリーマンの中でも上位の職であるメガバンクの融資担当も、AIの発達で消える職業の筆頭です。
メガバンクの総合職の仕事内容というのは、企業にお金を融資するかどうかを判断してその決定をすることです。しかし、今やマイナンバー制度で融資相手がすべてデータ化されます。
別に銀行員がいちいち調べて情報を精査するまでもなくデータ化されていくと思います。すると、AIでも十分判断できるようになると思います。
いや、むしろ数字を扱う銀行の仕事というのは、ロボットやAIが取って代わるにはうってつけです。バグが起こらないコードを組めば、後は絶対に計算ミスは起こりません。
人間は、彼女にフラレて傷ついていたからミスが多くなったとか、昨日麻雀で夜更かししてたから計算ミスとか入力ミスをしまくったとか、よくある話です。(僕も好きな女の子に振られた後1ヶ月家の中でもじもじしてました笑)
サラリーを受け取って、
また、そもそも銀行に融資してもらう必要があるビジネスも流行らなくなっていきます。例えば、商品を開発して販売するにも、今の時代『店頭』というものは必要ありません。
ネットがあれば商品の販売は可能です。店舗を作るために融資してもらう必要がありません。
そして、ネット販売をすると小さな労力で多くの人にアプローチできます。メルマガ配信システムを使えば、お客さんに1回の労力で営業メールを送ることが出来ます。
昔はチラシを配って回るため一人のお客さんにチラシを入れるのに、かなりのコストがかかっていました。しかも、郵便受けに入っているチラシってすごくよく読む人ってあんまり居ないんですよ。
そう考えるとコストパフォーマンスも非常に悪かったんですよ。ただ、今の時代ってメールとかLINEがあります。一斉メール配信するためにはメルマガ配信システムというのがありますし、
一斉にLINEを送信するためのLINE@というツールもあります。そう考えると、お客さんに簡単に繋がれるようになったのです。しかも個人が。
それならば、無理に組織、会社を作って人件費を掛けて大きくするよりも個人で人とつながって稼居だほうが圧倒的に楽に稼げるんですよね。
てことは必然的に組織に属して給料をもらうサラリーマンというのが生きづらくなっていくと思うんです。2015年はテクノロジーによる働き方の革命の始まりの年だと思います。
70年サイクルで国のために働く人が滅びている
そしてこれらの70年サイクルの話、『明治維新』『第2次世界対戦』『デジタル革命』この70年に一度の革命。
これらは、ある共通点があります。それは、国のために働いた人、戦った人が
幕府のために働いた幕府側の藩の武士、例えば西郷隆盛は最後は敗れて自害しています。
第2次世界対戦も国のために特攻隊としておなくなりになった人も居ます。生き残った軍人も自害していたり、戦犯としてGHQに処罰されています。
2015年。国のために、経済を回すために自分の労働力を切り売りして働いているほとんどの人は、この2015年以降、給料が減らされて、定年が引き伸ばされて、年金も払い損になるでしょう。
これまでの時代の”普通”が成り立つことはなくなるでしょう。
2015年から徐々にですが※パラダイムシフトしていると思います。
[aside type=”pink”]※時代を取り巻く判断基準や価値観、通説が一気に変化すること。[/aside]
これまでのパラダイムは、『良い企業に就職するために学歴をよくしたり、資格をどんどん取りましょう。』そして、『良い企業に入ったら出世のために働きましょう』『老後のためにたくさんお金を蓄えましょう』
とすべて準備ばかりするのが正解でした。
しかし、これからの時代のパラダイムは全く異なると思います。企業の存続も危うくなるでしょう。
そして、一番はインターネットの登場ですね。
ダーウィンの進化論
It is not the strongest of the species that survives, nor the most intelligent that survives. It is the one that is most adaptable to change.
生き残る種とは、最も強いものではない。最も知的なものでもない。それは、変化に最もよく適応したものである。
チャールズ・ダーウィン 進化論より出典
この70年サイクルで時代がかわる70年周期論で滅びゆく人というのは、時代の変化に適応できなかった人だと思います。
これまで武士としてずっと生きてきて、明治の時代のパラダイムについていくことができなかった人は、落ちぶれて、底辺の生活しかできなかったことでしょう。
プロ野球選手だった人でクビになって、トライアウトを受けても合格できず、野球を引退した後鳴かず飛ばずの人生を送る人と、
野球引退後にバーを経営してうまく第2の人生を送っている人もいます。この両者の違いは、野球しかやってこなかったいままでから、新しい人生への変化に適応したかしなかったか?の違いだと思います。
これまで、勉強して学歴を高めたり、資格で身を固める努力をしていた人ほど変化の対応が遅れてしまいます。
これまで頑張ってきたものが大きいからです。ですが、これまで頑張ってきたロジックはそのまま使うことができます。
受験勉強を頑張ってきた人は、受験勉強をするときにつかった勉強法や頑張り方をそのまま次の時代の変化に使うことができます。
最後に
70年サイクルでパラダイムが大きく変わります。そしてこの70年サイクルは今まさに転換期です。
この70年の間に生きてきた親や教師の言うことはおそらく10年後にはトンチンカンなものだと笑われていると思います。
これからは、個人が自分で稼ぐ時代だと思います。
2015年の数年前にスマートフォンが発売されて、数年かけて普及していきました。個人が直接インターネットを通して社会と関わることが出来る時代になりました。
これは、2015年のパラダイムシフトの準備だったんだと僕は思います。最近ブロガーやインスタグラマー、ユーチューバーなどのように、個人で情報発信力を高めている人がたくさんいます。
彼らのような迫力満点のキャラクターになる必要はありませんが、あなたの価値をネットで作り出せるようになる必要はあります。