理系の大学生って文系の大学生にくらべて無駄にしんどいですよね。
文系は、なぜか覚えることも理解することも対して無いくせに、持ち込みオッケーの科目がほとんど!
なのに、理系は覚えることも多いし、理解しがたいことも多いのに、持ち込み不可。
なんやねんこれ!!やってられへん!
もちろん、僕も同じように感じていました。しかし、僕は自分のビジネスで忙しい中でそこそこいい成績(大学院推薦を余裕で得られるレベル)を保つことが出来ていました。
GPAで言うと4中3は超えていました。ビジネスの片手間でありながら、なぜこの難しい大学の勉強をこなせていたのでしょうか?
普通の人とは違うやり方をしていました。
この勉強法は、大学の勉強をすぐにマスターすることができるのは当然として、ありとあらゆる本を読むときにも使えるんです。
まず普通に本を読んで理解できるわけがない
テスト前に僕は、ギリギリになって思うんですよね。
『この本を完璧にして学問を解き明かしてやろう!』と。そう勉強するからにはちゃんと理解したいと思うタイプだったんですよ。
で、教科書開くじゃないですか。そしたら、∇が出て来る。うん、たしかに習った。前期に習った。
でも、前期は過去問でなんとか乗り切っただけ、そのときの理解不足でいきなり理解を苦しむ。
「でも、まあgradやdiv、rotから学び直そう!」と思って物理のための数学って教科書を図書館から借りてくるんですよね。
まあ、その教科書を読むことにむっちゃ時間がかかるんです。そして、もはや2ページに見開き読むのに2時間くらいかかるレベル。
そして、それがよみ終わってやっと、電磁気の本が読めるようになっただけなんです。すでに3時間経過。
[voicel icon=”https://yuta-silicon.com/wp-content/uploads/2017/09/b8201ae300d44c91fabe8c0214bb39ea.jpg” name=”わたなべ”]当初進もうと思っていたページ数の10分の1、、、もう嫌だ、、、、[/voicel]
ってなるんですよ。
で、結論を言うと、いきなりほとんど知識が無い本を読めるわけがないんですよ。これまでの人生で本で初めて勉強して頭に入りまくった経験をした人が一体どれだけ居るでしょうか?
まあ僕はほとんどないですよね。
大体学校の授業でならったお陰で本も読めるようになったのです。
何故、本が読めないかというと、『行動のハードルが高すぎる』ことと、〇〇が形成されていないからです。
まずはゲシュタルトを作れ!
ゲシュタルトというのは、『塊』のことです。
例えば、『塊』って漢字を見てみると、この漢字自体は、土って字と鬼って字が塊になって初めて漢字にとして意味をなしているわけですよね。
実際、もっと更に分解して、パーツパーツに着目しても、その文字の本来の意味なんて絶対に知ることが出来ないんです。
それと一緒で人間って、『ゲシュタルト』で勉強しているんです。だから、電磁気学の勉強をやる時に、『ガウスの法則』をやって、次に『マクスウェル方程式』を勉強する。
しかもそのマクスウェル方程式も『ガウスの法則』のときと、『アンペールの法則』の授業もあれば、『
なに、次はポインティングベクトル?
そう、全体がぶつ切りで、それぞれ確かになんか先生は黒板で解説していたし、なんとなく言っている内容がわからないでもない、
で、結局この学期でこの科目で、何がいいたかったの?
って話になるんです。このような知識だったら、どんだけ学んでも研究に生きることはないんです。
大学のテストで良い点数とっているからといって、実際その電磁気学について話してみたら、対して点数取れていないやつとレベルは変わらないんです。
それは『ゲシュタルト』ができていないからなんですね!
最強!今でもわたなべは使っている勉強法!ユーチューブ再生リスト!
実は、この勉強法が出来るようになってから僕はテストなんて屁でもありませんでした。まあ、そのかわり歩いているときとかは、結構勉強していました。
ちなみに、この勉強法は難しい本とかを読むときにもめちゃくちゃ使えます。僕も今難しい本を読んでいるんですが、『ゲシュタルト』を作ってから勉強しているので、
その本がスラスラ入ってきます。一緒に同じ本を読んでいた人も驚いていました。でもこのノウハウは秘密です。ブログ限定で公開しようと思います。
まず、僕はユーチューブの再生リストを使って、電磁気学の内容を永久に流しておくのです。音声学習です。なぜなら、本を読むことがハードルが高すぎるからです。
実際どうやるのかは動画で解説します。
https://youtu.be/sQLS9AB-TrA
動画でも解説しましたが、このように動画を一気に見るor流しておくとなんとなく、難しい勉強の言語に慣れてくるんです。
そうすると、ゲシュタルトが形成されていきます。
過去問を読む!
ある程度ゲシュタルトが出来た上で過去問を見て見るんです。
すると、「これはなんとなくわかるけど、完璧にはわからないな〜」ってことが大量に出てくるんですね。そういう部分、ゲシュタルトは形成されているけど、穴があるという状態になるんです。
脳みそはゲシュタルトの穴を埋めようと行動するんです。つまり、ゲシュタルトの穴を埋めるために、教科書がそのゲシュタルトの穴を探します。
そして、埋めれたときにとんでもなく快感を伴います。そういう感情が揺れたときの記憶って人は凄く強いんですよ。
一昨日の昼間何していたか覚えている人はあんまり居ないけど、3.11の日に何をしていたかって結構多くの人が覚えていたりするんです。
疑問だらけの脳みそになる(ゲシュタルトの穴が出来る)
このように何もかもわからないまま色んなものを詰め込みますので、頭のなかで様々な疑問が浮かびます。
この時点で脳みそは情報を知りたくて知りたくて仕方が無い状態になります。すると脳みそは知識をスポンジのように吸収するようになります。そして、何がわからないかという疑問が明確になります。
漫然と最初から教科書を読むと、その内容をそのまま受け入れるので自分で疑問に思うことがなく、考えることをしません。
すると、わかったのかわからないのか、いや、というよりわからないけど、ほとんどのことがわからないから考えることをしなくなっていきます。
わからないことでわからないことを説明されている物を読むことなんて出来ません。だから、一度問題を溶ける状態にしてしまうのです。
すると、過去問の問題で「こういうときは、よくわからんけどこういう解法を使う」ということがわかります。
重要な所以外はとばしていけばいい
さらにですよ、過去問を既にやっているので、一番重要なことがなにかわかるのです。つまり、
過去問に出ていないところはそれほど重要じゃないから飛ばそう!という割り切りも出来るわけです。
学問はやはり、枝葉を無理に頑張って勉強するよりも一番重要なところを確実に身につけておくことの方が重要です。
大学の学問も完璧主義はよくありません。
なぜこの解法を使うのかを知りたくて仕方が無くなる
この間を埋めたくなるのです。人間と言うのは、間を埋めたい生き物なのです。▲▲の時に××を使う。この間を埋めたくなるのです。
男性が女性の間を埋めたくなるのと一緒ですよね(笑)
次に教科書をよむとき、明確に何を知りたいかを考えて読むことが出来ます。すると、教科書を読む場合でも目的を持って読めます。
知りたくて知りたくて仕方が無い状態になっていますから、集中力も増します。
それでもわからないときに、基礎に戻る
よく、わからないことがあって、基礎をやってからという人も居るが、それだと基礎の勉強をしているうちに、基礎で詰まるところがあって、さらにその基礎にさかのぼって、、、、、
と言う風に永久に出てこられなくなる(笑)
割り切って、基礎に帰るのは、本当に理解したい過去問で問われていたところだけ、と決めます。
基礎の基礎は暗記しろ!
先ほど行ったように基礎に遡ると、その基礎がわからなくなることがあります(笑)
(笑)とつけましたが結構あるあるです。
しかし、そこまで遡ると、もう帰って来れなくなります。
例えば、量子光学を勉強していたとします。すると、その量子光学を勉強するために、シュレディンガー方程式を学ばなければならなくなります。
しかし、シュレディンガー方程式に戻ると、
「あれ、シュレディンガー方程式ってどうやって導出するんだ?」
そうなると、永久に突き進んでほりさげてほりさげて行っているうちに、量子光学の何に悩んでいたかを忘れます。
だから、二段階は掘り下げない。
量子光学で悩んだときにシュレディンガー方程式まで帰ったら、それ以上深堀しない。シュレディンガー方程式はシュレディンガー方程式として受け入れる。
そして、シュレディンガー方程式に関しては別の機会に学ぶと言うことにします。
まとめ
まあ文系は勉強で悩むことなんて無いと思うし、僕も理系なので理系のことについて書いてきました。
もちろん、単位を取るためだけなら、過去問さえ手に入れれば終わりですが、理系の場合は、卒業研究のときにどうせめちゃくちゃに勉強しなくてはなりません。
僕は、卒業研究までにキッチリこの勉強法を確立していたため、すんなり勉強に取り組むことが出来ていました。
理系の大学の勉強は非常に難しいですが、今日の方法をつかえば、大分楽に勉強できるようになりますので是非実戦してみてください!