サンクコストとは?
サンクコストとは英語で(SUNK COST)と書きます。
sink 「沈む」の過去分詞形です。
沈んだコストということで埋没費用とも
言われます。
事業などを中止することで
その事業にこれまで投じてきた金額で
今やめれば取り返せないコストの事を言います。
サンクコスト具体例
例えば、あなたが株をやっていたとします。
もし、株で5万円失ったとします。
どう考えても、この状況だと盛り返すことが
出来ないような状態です。
そんなときに、5万円を失った状態で損切りで
株を手放さなければなりません。
ただ、これ以上続けても更に損を増やし続ける
と思われます。
しかし、多くの人は、
「もしかしたらこれから続ければ、
盛り返して株価が上がるのではないか?」
と考えて続けてしまうのです。
これによってさらなる痛手を受けるのです。
学歴取得に掛けた受験勉強はサンクコストだと思う。
例えば、学歴と呼べるもの(わけわからん三流私立大学って学歴って言わなくないですか?)
を持っている人ってだいたい
結構苦労してその学歴を手にしているはずです。
だから、その学歴をなかなか手離せなくなるんです。
例えば、学歴を手にしてその学歴をいかそうとすると
ほぼ100%一流企業のサラリーマンになろう!
って思いますよね。
ただ僕からしたら学歴をうまく活用している
というよりも、
学歴に縛られているようにみえるんですよ。
学歴にしばられているせいで
うまく自分の人生を生きられていない人が
たくさん居ると思います。
なんか、やりたいことをやることだったり、
楽しく自分のやりたいことで働くことが人生の
目的なのに、
学歴をいかすことばかり考えて
学歴が関係ないような仕事につくことに
必要以上に怖がるようになるのです。
この学歴を得るためにつかった時間というのは
僕のように、学歴が関係ない仕事で生きている
人間にとってサンクコストです。
ただ、僕はこのサンクコストをすっぱり切って、
自由に生きていることで、人生は
より良くなっていると思います。
かなり理想の人生に近づいていると思います。
ただ、もし僕が国立大学でしかも理系で、
そんな学歴を生かさないなんてもったいない!
って思っていたら、どうでしょうか。
おそらく、ストレスまみれのサラリーマンに
なっていたでしょう。
また、サラリーマン生活が5年とかたつと、
今このサラリーマン生活5年を捨てて、
自分で独立するなんて、無駄が多い!
サンクコストが大きいからどんどん辞められなくなるのです。
学歴や職務経験とか立場とか
そういうサンクコストをどんどん切り捨てていかなければ
なかなかうまくいきません。
だから僕はなるべく大学生はいきなり就職せずに
独立することをおすすめしています。
一旦就職してその後に独立するって言う人は、
なんやかんやサンクコストで辞められなくなるんですよ。
最後に
多くの人はこれまでに掛けてきた時間とか
労力、お金、これらのコストが大きいものを
守ろうとして生きていきます。
ただ、サンクコストを受け入れるという生き方を
しないと、本当の自分の理想とする人生は
てにはいりません。
サンクコストはサンクコストとして諦める。
その後、自分の理想の人生を歩めるように頑張っていけばいいだけです。
それでは!