この本は、著者の板野博行さんが大学生活でのストーリーをベースに、大学生の間にこう言うことをしておいた方がいい! と言うことを挙げられています。
この本を僕は今年買いました。
僕は、今年新卒2年目でして、新卒2年目ですが、会社に属して働くようなことはしていません。
※もちろん、読まないと内容がわかりませんが、ネタバレ的なところもあります。
大学生活を極める55のヒントを卒業してから読んでみた感想
板野先生自身の回顧録が半分以上を占めています。
板野先生自身の「大学生活はこんなことがあったな〜」的な感じのもので、京大での
ですが、板野先生の境遇がすごくて、入学金から何から何まで一切親に頼っていなかったので、全くもって
ですが、その中で本当に大学生活で圧倒的に人生を変えて、何も考えずに漫然と過ごすその他の大学生と圧倒的に差をつけることができます。
大学生活を極める55のヒントを読むメリット
大学生活の一番の失敗パターン「ただただ周りに流される」を回避できる
どれだけ意志が強くても、周りの人に流されてしまうものです。
この著者は、あまりにも周りに一度高校を中退されて、そのあとに高校生をやり直して彼女と同棲するために京都大学に合格されています。
すでに、周りの人とは4年もブランクがある状態なのです。
努力の方向を間違わなくてすむようになる
例えば、
これは、エッセンシャル思考と言う本にも通じることがありますが、全てのことをこなすことは絶対にできません。
大学生活を極める55のヒントの欠点
半分以上が板野先生の京大での思い出話
この本は、半分以上が体系立てられた本ではなく、板野先生の思い出話です。
ヒントは55個もないです。もっともっと少ないです。
ですが、本気でヒントが55個もあったら、それを意識して取り組むことはできません。このくらいの数でちょうどいいと思います。
板野先生の思い出話は、
[voicel icon=”https://yuta-silicon.com/wp-content/uploads/2018/04/4afa9873ce767fd385aeaa52b1df7fa5.png” name=”大学生”]へ〜こんな大学生活もあるんだな〜[/voicel]
くらいに楽しく読んで、本当に大学生活で学んでおくべきことだけノートに書いてそれをいつも意識して4年間を過ごせば、他の学生とは圧倒的に差をつけられるでしょう。
【ネタバレ】「大学生活を極める55のヒント」で大学1年生に知っておきたかったこと4選
この55個の中で、特に印象に残っている3つをネタバレしておきます。
とはいえ、ちゃんと全ての内容は本で確認してください。
9.人生20年説
これは、「20年ごとに新しい人生を生きるって考え方」です。
人生が80年だとしたら最初の20年間はどうあがいても親と先生が示す生き方をしなければなりません。
そもそも、これ以外の世界があることを教えてくれる人がいませんから。
ですが、大学生になったら違います。
高校生まではあまりにもやらなければならないことが多かったわけですが、大学生になると極端にやらなければならないことが減ります。
この間に、今までの自分では絶対に取らなかった選択肢を選んでみてください。
少なくとも大学生活の4年間くらい、いわゆる王道の生き方である、
「いい大学→いい会社→定年まで働く→年金生活」
を疑ってみたらいいんじゃないですか?
僕は、大学生の時にいろんな本を読み、これまでの生き方が必ずしも正解じゃないんだなってことを知りました。
大学受験に失敗し、それでもいい企業に入ろうと資格試験を取ろうとしていましたが、そもそも企業に入ることさえも疑ってかかるようになりました。
ちなみに、その結果僕は今企業に所属せずに独学でネットの広告の勉強をして、一人で生きています。
ブログを書いて広告で商品を販売するビジネスをして、生計を立てています。
しかも、おそらく大企業に入った友達の数倍以上の収入を得ながら。やっぱり、普通の人生でいいなって思ったら4年後に普通に就職して王道の幸せを探せばいいんです。
一度これまで20年間とは違う生き方をしてみてはいかがでしょうか?
36.「一の太刀を疑わず」全てを賭けて勝負してみよう
この章はぜひ読んで欲しいです。
特に、大学受験は一生懸命頑張ったのにも関わらず、思うほど伸びなかった人に読んで欲しいところです。
勉強量の割にって人は、大抵努力をする対象が多すぎます。そうではなく、たった1つのことに集中しなければならないのです。
このように。
人が使えるエネルギーは有限でして、その有限なエネルギーをどこに集中させるかで、成果を出せるか出せないかが決まるのです。
僕の受験勉強は悲惨なものでしたよ。勉強しても勉強しても成績が伸びませんでした。
それは、途中で参考書を疑って、別の参考書をやり始めたり、英語を完璧にするために英単語も、英熟語も、英文法も、ネクステも、英作文の英文暗記も全てやらないといけないと思ったからです。
力が分散されると、凡人ではこなすことができません。
凡人はたった1つのことに集中して、徹底的に努力しないとなかなか成果を上げられません。成果を上げられている人は、1つのことに集中して努力をしている人が多いです。
この「大学生活を極める55のコツ」の序文で引用をしていた文章が印象的でした。
森の中で道に迷った旅人は、
あちらに行き、こちらに行きして、
ぐるぐるさまよい歩いてはならないし、
まして一箇所に止まっていてもいけない。一つの方向を定めて、
いつもその方向に向かって、
できるだけまっすぐに
歩くことが大事である。たとえ最初はその方向を偶然に選んだとしても、
たいした理由もなしに進む方向を変えてはならない。と言うのは、このやり方で旅人が、
望むところへ正確には行き着かなくても、
とにかく最後には、森を抜けて
どこかへ行き着くだろうし、
そのほうが森の中にいるよりは多分ましだからだ。出典:デカルト「方法序説」
これを大学卒業前に読みたかった。
僕は、いろんなものに手を出してしまう性格でした。受験勉強とかしていると参考書マニアになってしまうタイプでした。実際になってましたし。
そのせいで、せっかく人よりも時間をかけて努力をしているのになかなか成果が出ませんでした。
努力家は、その努力を徹底的に1点に絞ったほうがいいです。そうすれば、とんでもない成果を出すことができます。
この図は、エッセンシャル思考と言う本の図ですが、多くの結果が出ない努力家は左になっています。だからサボっているような人でも1点に努力を集中している人には負けるのです。
とにかく1点に努力を集中してしまえば、あっという間に成果が出ることがわかるでしょう。
[kanren url=”https://yuta-silicon.com/essential-thinking/”]
40.大学に入ったら、道草を食い、回り道をしよう。
大学1年生の人に予言をします。
大学に入る時に、考えていた「将来の目標」を貫いて大学を卒業する可能性はほとんどありません。激レアケースです。
法学部の学生だって、ほとんどの人は法律関係の仕事をせずに、大抵メガバンクとか商社に就職しますよね。まともに法律関係の仕事に就く人なんてほとんどいません。
たかだか高校生の時点での目標で入った学部に縛られる必要は全くありません。大学の授業はなんとかしたら単位は取れます。なのでサボりながら自分の本当にやりたい勉強を片っ端から取り組んでみたらいいんです。
僕なんて、大学で学んだことじゃなくて、学外でいろんなことを学びました。
- ブログ
- 恋愛
- マーケティング
ちなみに、僕は「工学部で光エレクトロニクス」を学んでました。
はっきり言って、工学部ならその分野を学んで、その分野で就職するのが最短ルートでした。でも、回り道した結果僕はこれが一番いい選択だったとおもいます。
今は自由な人生を手に入れているし、大学で学んだこと、学歴、高校から浪人期間ずっと勉強してきたことも全て投げ出しましたが、今はかなり身軽に自由に旅をしながら暮らしています。
大学生を迷わずに成長しながらも楽しく過ごすために具体的にやるべきこと
結局、この本の内容でもありますが、ただただ大学に従い、大学に与えられたイベントに乗っかっているだけで、大学生活で成長できるかと言うとそうではありません。
僕は、大学生活を非常に有効活用できたと思っています。
- 超弱小野球部に入って4連覇して黄金期を作った
- ナンパしてモデルのような女性と関係を持てるようになった
- スノボで女子高生をナンパした
- 月収100万円をブログから稼げるようになった
- ネットで一人で受験の塾を作り2000人以上の塾生ができた
- 企業に就職させて欲しいと言うのではなく、企業からコンサルして欲しいと依頼が来るようになった(しかも断っている)
まあ、羨ましいのか羨ましくないのかわかりませんが、僕はなかなか大学生活で人生を変えた方です。
ですが、元々は、
- 20歳11ヶ月まで童貞
- コミュ障
- 浪人して受験に失敗
- 底辺バイトで歳下に顎で使われる
- 最低賃金で深夜バイトを経験
となかなかの底辺生活を送っていました。
情報発信をする
このホリエモンのスピーチを見たことはあるでしょうか?
これが、まさにこれからの未来を示しています。
ちなみに、僕はまだブログで1円も稼いでいなかった、いやブログさえも始めていなかった頃にこのスピーチに出会い、「情報発信をする」ことの可能性を感じました。
情報発信をすると、まず自分の頭で考える習慣が身につきます。
さらに、情報発信をすることで、その情報発信を見た人に共感する人が集まってきて、自分の情報発信からいろんな人脈ができました。
その人脈って
僕は、その中でもブログが最強だとおもいます。ブログのすごいところは、一度書いた記事がずっと読まれ続けることです。
この記事をあなたが読んでいる時、僕は家の中でお風呂に入っているかもしれませんし、
言ってしまえば、自分の伝えたい価値観を自動で伝えてくれるのがブログなんです。
自分の影分身のようなものです。ネットに影分身を作ることのメリットは、自分の意見を伝えるだけではありません。
ビジネスの自動化につながります。
なぜなら、ブログは自分がいなくても人を集めて自分の言葉を伝えてくれるのです。
ってことは、ブログにセールスの文章を載せておけばどうでしょうか? 自動で商品が売れるようになるわけです。
[voicel icon=”https://yuta-silicon.com/wp-content/uploads/2018/04/c1463724e1044ae69363a3c5bfbd3c68.png” name=”大学生”]商品って言ったって、売るものがないじゃないか! [/voicel]
って思うかもしれませんが、この世の中の商品は、なんでも販売代行して報酬をもらうことができるんです。
例えば、途中で出した、
この本の広告も、実はここから買われると僕の報酬になるんですよ。
世の中なんでも商品を販売することができます。これを極めていくと、ブログだけで商品が売れていき、商品が売れた分だけどんどん収入が大きくなっていくんです。
だからこそ、ブログは最強なんです。
これ、ツイッターだったら無理ですからね。
だって、ツイッターで書いたつぶやきは一瞬でもう2度と見られなくなっていきますから。
こうして大学生の間から情報発信をして、自分の頭で考えながらビジネスを自動化し、時間にも、場所にも、人間関係にも、お金にも縛られない自由な生き方をしてほしいなって思っています。
僕も実際そうです。大学生の間に自由に生きるための準備をすべていました。
その方法を電子書籍にまとめましたので、こちらをご覧ください。
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独学力を身につけること
大学で学ぶことの90%は将来に役に立ちません。
また、大学は研究機関であり教授の8割はまともに授業をする気がありません。
黒板と話している教授がほとんどだし、そもそも大学に入学した時のガイダンスで、
[voicel icon=”https://yuta-silicon.com/wp-content/uploads/2018/11/m-t-elgassier-557989-unsplash-e1542084371152.jpg” name=”教授”]大学は、知識を与える場所ではありません![/voicel]
と断言されます。
[voicel icon=”https://yuta-silicon.com/wp-content/uploads/2017/09/d88442705a0a947df5e7dd890654b953.jpg” name=”わたなべ”]開き直ってんじゃねえよ![/voicel]
って思っていましたが、今では大学がこのスタンスで本当に良かったなっておもいます。
好きな科目は大学を無視して勉強しましたし、全然興味を持てないの分野は全く無視して単位を取ることだけに集中しました。
僕は、お金を稼ぐ方法までも独学しました。マーケティングやブログでお金を稼ぐ方法もメルマガで学んだり、本を読んで学んだりしました。
今の大学生の人が、おそらく70歳になるまで同じ仕事をして人生を終えることはまずあり得ないとおもいます。
仕事が消滅すると言われている時代に、あなたが一度就職した会社でそのまま同じように仕事をし続けることはごくごくレアケースになるでしょう。
これからの時代、「独学」することが重要です。
独学力を身につけるには、この本がいいでしょう。受験勉強の時に「超」勉強法を読んだことがあるかもしれません。その作者である野口悠紀雄さんの
最後に
大学生活は、普通の人にとってはたった4年間の自由な時間です。
僕の感覚ですが、大学1年生の夏休みくらいまでに、いろんな新しいことが起こりますが、そのあとは割と惰性になる人が多いです。
大学1年生の夏休みが体感的に折り返し地点です。大学1年生の半年間と残りの3年半は同じくらいの体感でした。
本当にあっという間です。
誰に聞いてもそう言いますが、これは本当です。この短い4年間という時間を有意義に使ってみてください。
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