ボランティアは偽善である。とよく聞きます。
しかし、僕は偽善でも無いと思います。『悪』だと思っています。
偽善という言葉は、『ボランティア=善』を無条件に受け入れている事になります。
だから、偽りの善。ほんまはボランティアは自己重要感を満たすためだ!とかいわれるのです。
そもそも「ボランティア=善」自体なりたっていないと思います。
ボランティアをやっている人は自分が正しいと思っている
ボランティアをやっていると無条件に自分が善であると思っています。
もちろんですが、ボランティアでありがたがる人は居るでしょう。でも、、、
ボランティアだって誰かに取っては悪なんだ
よく地域の清掃なんかをするボランティアがある。
ボランティアを終えた奴らの
「あ〜ええことしたわ〜」
って顔。
「こんなに良い事した私をほめて!」と言わんばかりの顔をしている。実際、ボランティアをしたら気分がいいし、自分は良い事をしたんだと思える。
でも、その地域清掃によって、ゴミ掃除くらいの仕事しか出来ない老人を見殺しにしている行為に等しいのです。
ごみ掃除しか出来ない老人の職業を奪い取り、そんな老人を見殺しにしているのです。
それなのに、家でテレビ見て、
「ホームレスの増加が問題に!」みたいなニュースで
「これはいかんな〜」みたいな顔をする。
いやいや、お前のせいやで。
そう、世間的にどれだけ善いと言われていることでも、何かしら誰かにとっては悪だということです。
自分の頭の中だけの善悪の基準で『自分だけが正しい』と思うな!ということです。
ボランティアが無条件に善行であるというわけではなく、
「もはや、掃除しか出来ない老人は目障りだから俺のボランティアで職を奪ってやる」という悪を受け入れた上でやっているなら素晴らしいと思います。
自分がやっている事だけが正しいと思うな!善悪は常に相対的なもの
だと思うのです。
まず、ボランティアは『偽善』であると言われる事があっても『悪』であると言われる事はありません。
ボランティアは偽善者がやるものであったとしても、『悪ではない』となぜか思われます。いやいや、人から見たらボランティアに職業を奪われている人だって居ます。
そういう人から見たら、ボランティア=悪なのです。偽善でもありません。悪です。
他にも一般的な常識で『善』とされているけれど、実際はどうなの?ってことがいくつもあります。
例えば、恋愛です。
一途にその人の事を思ってあげる事が、相手のタメで『正しい』と僕も思っていました。
でも、女の子からしたら、そんな人は『気持ち悪い』だけなのです。好きでもない人から思われるなんてキモいのです。
世間的に善、僕にとって善。でも女の子にとっては悪なんです。
実際、大学生になって彼女を作ろう!そうおもって活動していたとき、『一途に思う事が相手のためじゃないんだな』という事がよくわかりました。
それは自己満足なんです。
「こんなにあの子の事を一途に思って上げている!そんな僕をほめて!」
という、僕の中の善の基準だけしかありませんでした。
気持ち悪いです。それはオ◯ニーです。家帰って1人でやれって話です。善行というものは、絶対的なものではありません。善の基準なんてものは、それぞれ個人で違うわけで、
自分の善の基準だけで思い上がんな!ってことです。
自分は誰かに取っては必ず悪である
まず、僕は国立大学を卒業しつつ、就職していません。今この記事をスタバで書いています。
基本僕の職場は、スタバかドトールかルノアールです。
大学生のときは詐欺師と言われていました。大学生で商売が始められるわけが無い。そう決めつけて悪に仕立て上げます。
研究室の教授になぜか怒られた事もあります(笑)
僕の事を詐欺師というそいつはというと、
「俺のとこのバイト楽だぜ〜、余った商品貰ってもバレねえもん!」
とか言っているわけです。
「いや、窃盗やん!本格的に犯罪やん!」
と思うわけです。
また、教授だって大した論文も出してないくせに、
何十年間という期間研究費を大学からもらい続けながらも、
まともに新しい発見をするわけでもないのに、
税金から高い給料が払われているのです。
国民から見たら大学教授なんて悪でしかないのです。
まあ自分の職業が悪なんて思わないと思いますけどね、
僕はこの記事が善行だなんて一ミリも思っていません。
ボランティアを真剣にやっている人。
震災などで、ボランティアしてもらって助かった人。
そういう人にとって、忌むべき記事であり、
悪であると思います。
でもそれはわかってやっています。
まとめ
最終的にこの記事で言いたい事はと言うと、
『人の事を批判する、ディすることはかなり難しい事である。』
自分が正しいと思って、
他人を批判しているつもり、
それが圧倒的に正しいと思っていても、
人から見たら悪であり、
あんまり、自分だけ正しいと思うな!
ってことです。
「人はそれぞれ正義がある」そんな事もわからん奴はドラゲナイト聞け!
一方的に自分の価値観を
押し付けてくる輩が居たので、
『ボランティア』には犠牲になってもらいました。
ごめんなさい。僕ももちろん、
批判したりする事もします。
でも僕は自分の事が善だと思っていません。
誰かにとって悪だと思っています。
自覚しています。僕は悪です。
そんな悪の僕が、悪としてブログを書くことで何やら商売をしているようですよ。
それを電子書籍にまとめてしまいました。
周りの意見に振り回されず自分の判断基準で判断できる人は是非電子書籍を読んでみてください。
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