どうも、わたなべです。
経済学において、『費用』という概念ってめっちゃ重要ですよね。
僕も今ノートと雪印コーヒーを購入しました。
安定の楽天ペイで購入しました。ここにも286円という費用が発生しているわけですよ。こうやって目に見える費用がかかってきますよね。
しかし、人は目に見える費用だけでなく、『目に見えない費用』をかかえて生きているのです。
で、多くの人は、目に見える費用は節約しようとするのに、機会費用は目に見えないからあんまり気にしていないんですよね。
僕もこの機会費用、機会損失という概念を知らなければ、今の自由な生活を手に入れることは出来ていなかったでしょう。
そして、機会損失をきっちり考えていないと、人生において本当に幸せにはなれません。会社の出世や、取りたくもない資格試験など、やりたくもないことをやらされる人生を送ることになります。
なので機会費用については本気で考えていきましょう!
機会費用と機会損失とは?
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機会費用とは
財をある目的に用いたために放棄された他の利用方法から得られるであろう利得のうち最大のもの。
出典:三省堂
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例えば、あなたが車を購入したとします。200万円したとします。
もし、あなたがこの200万円を人に貸していたら、金利で儲けることができたかもしれません。株や投資をしていたら、お金が入る仕組みができていたかもしれません。
このように『車を購入する』という決断をした場合、そのお金を使った他の選択肢を排除するということなり、この排除した選択肢から得られた利益を機会費用といいます。
機会損失とは
最善の方法をとらなかったことで、失われた利益のこと。
出典:Brave Answer
例えば、あなたが自動販売機のオーナーだったとします。自動販売機は1ヶ月平均するとだいたい1日に売れる平均個数というのは、決まってきます。
あるお客さんがいつも通り自動販売機の前に来ました。
しかし、購入したかったジュースが売り切れていたためそのお客さんは帰っていきました。すると、自動販売機のオーナーのあなたはその間本来購入してくれたお客さんを逃したわけですから、損失が出ているのです。
こういうときに出た損失を機会損失といいます。実際に赤字になったわけではありません。売上見込が減ったということです。
機会費用と機会損失の違いは?
[voicel icon=”https://yuta-silicon.com/wp-content/uploads/2017/08/766472424978c0c30bec47d62673a527.png” name=”GPA低い系大学生”]なんかすごく似ている概念やけど、どっちがどっちなんや?[/voicel]
と思います。結構似ているんですが、微妙に違いがあります。それは、
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機会費用=得られたはずの利益
機会損失=得られなかった損害
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つまり、機会費用は余計に貰えたはずの利益であり、機会損失というのはその決定によって失った損害なのです。
で、僕でも自動販売機で補充し忘れて本来売れるはずだった物を失ったら反省します。機会損失はみんな分かるんですよ。
世間では時給をあげることをとにかく推奨されます
で、いきなりここで時給の話をします。
[aside type=”sky”]ここで言う時給はバイトのように1時間1000円だけでなく、サラリーマンのように働かなくなったら収入が途絶える職業の1時間あたりの給料という意味で話しています。[/aside]
僕たちはこれまで時給をあげる努力をしてきました。
例えば、受験。高学歴になれば良い企業のサラリーマンになれる!または医者や弁護士やパイロットになれば、時給が高いからそのために受験勉強を頑張ってきた人もたくさんいます。
実際に時給が高い職業というのは、高学歴な職業が多いです。
順位 | 職種 | 時給(円) |
1 | 航空操縦士 | 10,338.7 |
2 | 大学教授 | 5,735.5 |
3 | 医者 | 5,526.9 |
4 | 弁護士 | 4849.8 |
5 | 大学准教授 | 4367.6 |
出典:厚生労働省「平静26年賃金構造基本統計調査」より作成
医者や航空操縦士って時給がめっちゃ高いんですよね。医者が約5000円で航空操縦士が約1万円ですって!
そりゃあ医者はモテますわな(笑)
まず、医者や航空操縦士は人々の命を預かる仕事ですので、毎回の仕事に精神力を使いますし、さらになるためにも特殊な技能を学んでおかないといけません。
なので、医者や航空操縦士は時給が高くて当然ですよね。
だから、あなたも時給をあげるように特殊な能力をつけて、普通の人が出来ない仕事をしましょう!
と言われます。普通はね、、
時間労働は機会損失まみれ
ただ、航空飛行士も医者も時給はトップレベルです。世間で言うとすごい優良な仕事だし、僕も医者や航空飛行士になるなんて本当にすごいと思います。
しかし、時給をあげるという努力をすると、機会費用をあげることになるのです。もし一日休むとそれだけで機会費用が大きくなります。実際時給が上がれば上がるほど、勤務時間も長いです。
昨日僕は、滋賀県の高校の甲子園の試合だったので、甲子園まで出かけて(都内住み)試合を見た後に地元の友だちと、ボーリングに行っていました。ずっと遊んでいましたが僕のブログから4万5000円の収入が入っていました。
時給をあげる努力をすると、休んだ日の機会費用がめちゃくちゃ高くなります。休んでいるだけで損失を垂れ流しているのです。
そしてそもそも時給をあげるという働き方の最大の欠点が働かないとお金が手に入らないということです。もちろん、僕も2年前まで働かずにお金が入らないなんてありえないとおもっていました。
しかし、実はこの働き方って結構リスクが大きいのです。まず、無事故無違反で定年を終えるまで働き続けられる保証なんてまったくないということです。
交番の前で貼られている交通事故の件数を見たことがありますか?まず報告が上がっているだけでも毎日100人以上が交通事故で怪我をしているし、毎日1人くらいは交通事故でなくなっています。
そこそこの確率で交通事故を起こしてしまうし、もし交通事故や違反をして免許が停止されたら車が必要な営業の仕事の人は、仕事ができなくなります。
そして、このように仕事ができなくなったら、収入は途絶えてしまいます。免許ならなんとかなるかもしれませんが、もし、交通事故で動けなくなったら収入はもう入ってきません。
交通事故で動けなくなったら収入はもう入ってきません。
しかし、僕の場合は仕組みが働いているので遊んでいても、大怪我しても、なんなら死んだとしても入るお金は変わりません(笑)
毎日が有給休暇みたいなものです。
大企業なんかもそうですよね。創業者は死んでいるけど会社自体は回っています。それは会社を回す仕組みを作っているからです。
そして、その仕組みを”所有する人”であれば自分が働こうが働くまいが収入は関係ありません。ですが、殆どは仕組みの所有者ではなく、”仕組みの一部”になっているのです。
機会費用の呪縛から解放される方法
時給ではたらいている以上機会費用という概念からは逃げられないし、時給を上げれば上げるほど機会費用が大きくなります。
しかし、僕は実は機会費用という概念からは逃れることが出来ています。というのも、僕が今日働こうが、働くまいが関係ありません。
というのも、収入を仕組み化したからです。
つまり、仕組みが働いてくれるから、別に働かなくても特に問題なくお金が入ってきます。もちろん、新たな仕組みを作らないという機会費用はありますよ。