現代、メガバンクの就職先としての人気は未だとんでもなく高いです。
キャリタス就活での就活ランキングです。上位5位までになんとメガバンクが3つも入っているではありませんか!
そう、これまでも銀行というのは、硬い職業として大学生からの人気も高い職業でした。
ですが、、、
このランキングにも暗雲が立ち込めているのです。
10/29の日経新聞の一面に出ていました
『メガ銀大リストラ時代へ』という見出しでした。
メガバンクというこれまで超勝ち組のキャリアだった人たちがなぜこのような人たちがリストラの危機に扮しているのかを考えていきます!
メガバンク終焉の要因
そもそも銀行が儲からなくなっている
メガバンクも、今や超低金利の時代です。よってお金を貸してもなかなか利益になりにくい時代なのです。
銀行というのは、顧客からお金を預かりそのお金を企業に投資することで利益を上げるというのが基本戦略なのです。
でも、最近では銀行から融資をしてもらうほどの企業もありませんし、金利も低いです。そうなると銀行の利益はどんどん少なくなっていきます。
銀行員の仕事が特に特殊なスキルが要るわけではない。
銀行員の融資に関しては、特に銀行員だからできるっていうスキルが有るわけではありません。
例えば、融資するときの判断基準って
それぞれの銀行員の裁量で決められないように色んな情報を数値化してきめているはずです。
[voicel icon=”https://yuta-silicon.com/wp-content/uploads/2017/09/3f87b92423aa1c7898d46174dec547b4.jpg” name=”わたなべ”]
どうせ数値化されてるなら、コンピュータにやらせたらいいんじゃね!
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それならば、そのデータとかをAIに覚えさせてすべてAIにやらせたほうが圧倒的に楽に人件費を下げて運営することが出来ます。
その割に銀行員は高給取りですからね。
銀行員は別の部署に移されているが、これが続くとは思えない
今現在銀行員は雇ってはもらっていますよ。例えば銀行の融資の書類をチェックする部署の人は、書類の電子化で仕事がなくなり違う場所に飛ばされたそうです。
それだけでも嘆いている人もいますが、
おそらく、急に全員解雇になるわけではないと思います。
実際、今銀行で書類のチェックする人なんかはそれ以外の仕事に回されています。しかし、それは長くは続かないでしょう。
だって銀行だってボランティアじゃないんですから特に理由なく社員を雇う意味はないんです。
AIなんて無料じゃないんですから、
最初はある程度銀行がお金を払うことで
AIを導入するわけです。
最終的には銀行員を削減するために、このAIを導入しているわけで、いずれはバンカーたちのリストラ祭りが起こるでしょう。
今のところメガバンクでそれだけの社員を
抱えることができているから雇ってもらえていますが、
メガバンクの銀行員への報酬って結構馬鹿にならないんですよね。平均年収が1000万円ですから、
AIで一気に銀行員を減らすことができれば、
一気に人件費で数百億円の人件費削減が
出来るわけです。
実際、銀行員も早期希望退職というなの、
リストラがどんどん行われていくでしょうね。
僕の父親も早期希望退職と言う名のリストラに遭いましたしね。
労働者の技術革新で労働がなくなるという皮肉
AIの発展のためには、さまざまなデータを入力していく必要があります。
そのためには、AIにこれまで融資してきたデータや内容を入力していく必要がありますよね。
それを、入力していくのはこれまでずっとその仕事をしてきた人ですよね。その人がこれまでやってきた融資のデータを入力する。
そして、そのデータが溜まって、AIの精度がどんどん上がったとします。すると、そのAIを育てた人の仕事がなくなってしまうんですよ。
AIのようにこれほど大きなものではないけども、とあるシステム会社でこんな事がありました。
これはツイッターでバズった〔めっちゃリツイートされた〕ツイートです。
効率化するテクノロジーを開発したら労働力の価値が下がって給料が下がってしまう例です。
労働を効率化したら、労働力の価値が安くなります。そうなると賃金が安くなるっていう皮肉みたいな現象が起こるんですよ!