このようにネットビジネスをこれから始めようと思っている人で、不安を抱えながら飛び込めずにいる人に向けてこの記事を書いていきます。
僕は現在「受験勉強」を教えるビジネスで生計を立てていて、さらにビジネスを教える情報発信もしております。
副業ではなく本業としてやっているわけですが、完全にネットビジネスは飽和しています。
ただ、これはあなたを絶望させたくて言っているわけではなく、飽和自体なんら恐れることではないということを伝えるために話しています。
それについて、この記事で詳しく解説していきます。
ネットビジネスは飽和する(いや、している)
また、どんどんノウハウを発信している人がいるということは、今後稼げなくなることはないんでしょうか?
このような疑問メールは僕の元にたくさんきます。
結論を言うと、ネットビジネスなんて余裕で飽和しています。
例えばなんですが、サイトアフィリエイトである商品を販売したいとします。その商品のレビュー記事を書いたとします。
すると、その時よほど悩みが深いジャンルじゃない限り売れたとしても1ページ目までに入っている記事からしか商品は売れません。
てことは、上位10ページ以内に入らないことには「飽和」ということになります。つまり、サイトアフィリエイトは飽和しているのです。
10個以上サイトがあればその時点で飽和なのです。
株式投資やFXの短期トレードでも同じですよね。負ける人がいるから勝つ人がいあるのです。これをゼロサムゲームと言います。
トレードで負けた人が、勝っている人の収入源になっているのです。
ネットビジネスの歴史は大概2005年あたりが黎明期と言われています。なので、完全に飽和していると言えます。
そもそもネットビジネスの「飽和」を恐れる必要はない
大学受験を受けた人も多いと思いますが、その時あなたの大学は定員割れしていましたか?
合格者数が100人ならば、100人以上受けている大学がほとんどだと思います。
てことは、合格者に対して志願者の方が多いわけですよ。大学受験って飽和してたんですよ。ごくごく当たり前のことすぎて誰も意識してませんよね。
そして、「飽和」していることを知りながらも誰も諦めませんよね。
なんていう人はいないですよね。
ビジネスも全く同じで「飽和」なんて関係ないんですよ。
多くの人が「飽和」とセットで「先行者」という言葉を使います。参入するのが遅かったから稼げないと考えてしまうのです。
僕もブログを始めてから記事を書いていき、なかなか結果が出ない時には、全く同じことを考えました。
そういう疑問を持っていました。
しかし、そんなことはありません。
どれだけライバルがいようとも、全てのキーワードのライバルが強すぎるなんてことはありません。
つまり、100発100中で記事が競争に勝つ必要がないのです。
そして、今は負けている記事も何度か書き直して1ページ目に表示させることは誰だってできるのです。
資本主義は「競争」が根本にはあります。
そして、この「競争」なんてこれまでの人生で訪れてきた「受験」やら「昇進」と変わらない(いや、量でも勝つことができるのでむしろ楽)と言えます。
別に「飽和」って当たり前なんですよ。
ネットビジネスで稼いでいる人は早く始めたから稼げているわけではない
抜粋
ブログアフィリエイトは時流に乗っているのでしょうか。ナベヤンさんが成功したのは、時流によるものもあったのではないかと思われます。
と言うのも貴方の時代はネットが普及した頃だと思います。
ナベヤンさんはネットが普及してライバルが少ない時期の分母も小さく、また「ブーム」でもあったからではないのでしょうか?
新しく始めた人が成功できるのか?(どの職業でも成功している人って一番最初に始めた人のように思います。)
この質問は本当によくあります。
気持ちはすごくわかります。だけど、一応大前提の価値観が色々違うので訂正しますね。
- 僕が参入した時にはとっくにネットもスマホも普及しきっていた
- ブログなんて1990年代からある
- どの職業でも成功している人は最初に始めた人ではない
まあ、わからなくもないですよ。僕もネットビジネスで成功するには早く始めたり先行者利益を手に入れることが秘訣だと思っていました。
結論から言うと、全くそんなことないです。
むしろ道が整備されている分後発組の方が圧倒的に有利です。
先行者が道無き道を突き進み、ノウハウを作ってくれたおかげで後から始めた時に成功のノウハウを学んでから稼げるようになったのです。
ノウハウという道が整備されて、スマホで物を購入することが当たり前になっています。
メルマガ配信システムやサーバーなどどんどん安くなっていっています。これほどビジネスをやりやすい時代はないのです。
ちゃんと勉強をして、ちゃんと実践するだけで稼げます。
経済も会社も成長していかないこの時代において、会社で給料をあげることに比べたらはるかに楽勝です。
他の産業はどんどん衰退していく中、ネットを使ったマーケティングや業界のみ伸び続けているわけですよ。
市場は広がり、参入しても大半の人は「飽和」だとか、「先行者利益がない」だとか言い訳を作ってやめていくので、本当に楽勝です。
サラリーマンで出世のために努力できるなら絶対にネットビジネスを頑張った方が効率がいいですね。
ネットビジネスの業界は広がり続ける
すでに飽和していると言っていますが、それでもどんどんネットビジネスの市場は広がっていっているんです。
日本はまだまだ遅れています。アメリカでは個人がネットで自分でビジネスをしている人が2020年までに50%を超えると言われています。
そして日本はアメリカから遅れて時代や働き方の流れが入ってくると言われております。
日本でもじわじわ個人の力だけで稼ぎ出す人が増えてきています。
日本人ではまだまだじわじわ増えてきた程度の認識だと思います。
なので、これからどんどんネットビジネスの業界は広がりますし、まだまだあなたも参入は早い方です。
むしろこのタイミングで参入しなかったことを10年後に後悔していると思いますよ。
ただし、こういうことを言うと、
って言う人がいるんですが、その発想は完全にやめてください。
こういう質問の裏には、「先行者」だから稼げる、「後発組」だから稼げない。と言う自分以外のものに原因を求めている思考があります。
全ては自分の実力をつけるための努力と継続力にかかっています。
とは言え、参入しないほうがいいネットビジネスもある
「飽和」なんて当たり前である。ということがここまで読んでもらってわかったと思います。
そして、どのビジネスモデルも飽和していますが、今から参入したとしても問題なく稼ぐことができます。
結局後からでもちゃんと勉強して実力をつけるのが一番近道なのでね。
しかし、どうせこれからやるんだったら、このビジネスモデルはやめておいたほうがいいんじゃないの? という物をお伝えしようと思います。
それがこちら。
- 転売
- 商品販売のためのサイトアフィリエイト
- 下請け
これらのビジネスは今から始めるメリットはあまり感じられません。これらはライバルが多い割に、差別化しづらいビジネスモデルだからです。
転売、サイトアフィリエイト、下請け仕事。
これらの仕事の共通点は、どれも誰でも簡単にコピーできる仕事であると言うことです。
これらのネットビジネスの特徴としましては、「あなた」の存在がないことです。
これからの時代、誰がやってもできるようなことは、大企業のような資本がある企業が総取りしていきます。
「あなた」という存在に飽和もクソもない
上にあげたネットビジネスでは、「あなた」というキャラクターが出てこないのです。だからコピーできるので、誰よりも競争力がある大資本の企業が勝つのです。
ですが、我々は個人レベルでビジネスを行っていかなければならないのです。
転売も売る商品に価値があるから売れているわけで、あなたに価値が置かれているわけではないのです。
ですが、これからの時代は、「あなただから買う」というブランドになるような人になれればむちゃくちゃ強いです。
もはや「ブログ」だとか「Youtube」だとか媒体に関係なくなってきます。
あなたのことをネット上で探してくれる人がどんどん増えてきます。僕も「受験化学コーチわたなべ」として活動しています。
そのおかげで、「受験化学コーチわたなべ」と検索してくれる人が増えています。
「受験化学」と入力すると「受験化学コーチわたなべ」と指名検索されることが多いので、検索されがちです。
このように、「自分」というキャラクターを出すことで今後何が起きてもあなたという人間を探してくれるようになるのです。
競争したくないなら「あなた」というキャラクターを出せ!
ネットビジネスで重要なのは、「あなた」を出すことです。
当然ですが、あなたというキャラクターが前面に出たらライバルという概念がなくなります。
例えば、お笑い芸人で「ブラックマヨネーズ」と「チュートリアル」がいますが、そもそもこの2組って競合ですか?
それぞれのキャラクターが立っているので、ブラックマヨネーズを好きな人がいてもいいし、チュートリアルが好きな人がいてもいいですよね〜ってなりませんか?
ミッキーマウスとドラえもんはライバルですか?
実は競合しないんです。
キャラクターを出したビジネスは、つまり、あなた自身に興味を持ってもらえるビジネスは
オススメの流れは「ブログ型アフィリエイト」→「情報発信リストビジネス」です。
基本はブログ型で
別にYoutubeでもいいんですが、Youtubeを始めても多くの人は挫折するので、ブログが上達してからその記事の内容をそのままYoutubeの動画に変換していけばいいのですよ。
そうすると、アクセスが集まってきます。
最後に:「飽和」を諦めるための理由に使ってはいけない
ちょっとこの記事では「飽和」という言葉を使ってきましたが、はっきりいって、どんなジャンルでも「飽和」なんか関係なく稼いでいる人はたくさんいます。
先ほどあげた転売、サイトアフィリ、なんでもそうです。いまだにガンガン稼いでいる人はたくさんいます。
そもそも飽和なんてものは気にすることではないですし、ライバルがいようがその中で自分が勝つ方法を考えるのがビジネスですし、人生です。
「飽和」というのはそもそも考えなくていい概念だということを理解した上でネットビジネスに取り組んでください。