どうも、わたなべです。
最近では当たり前のように使われる情弱という言葉、しかし、昔と今で少し意味が変わってきているのではないかと思います。
特にネットビジネスの世界では、情弱というのは最近では新たな使われ方をしていると思います。
情弱とデジタルデバイドの問題は徐々に関係なくなっている
昔は情弱=情報の格差によって遅れを取り、損をしている人のことでした。つまり、情弱というのは、デジタルデバイド(情報格差)による社会問題でした。
しかし、今では日本国内で情報格差なんてものはほとんどなく、スマートフォンさえあれば、もはや誰も知り得ない情報なんてものは一切ないといって良いくらいになってきています。
今では、当たり前のように全員がスマホを持っています。いつも家の近くで缶を拾いまわっているホームレスでさえスマホを持ってユーチューブを見ていました。
つまり、もはや情報機器を得られない事によるデジタルデバイドなんてほとんどありません。つまり、現代では情報弱者(情弱)は、情報を得ることができない人ではありません。
(情弱=情報機器を使えない人という意味では今でも使われています。)
今現在情弱という言葉はどのようにつかわれているかをまとめてみました。
2017年版情弱の定義とは?
最近では情弱=リテラシーがない、クレクレマインド、シンデレラみたいな状況が自分に起こると思っている人です。
情弱は、自分のことを完全に悲劇の主人公だと思いこんでいます。
[speech_bubble type=”std” subtype=”L1″ icon=”niku.png” name=”情弱”]自分は努力をしているけど、周りが悪いから成功できないんだ!悪いのは周りで自分は努力をしているんだ、だから誰か僕を成功させてくれ![/speech_bubble]
とか
[voicel icon=”https://yuta-silicon.com/wp-content/uploads/2017/04/1ae61b762e7a286d0349a567ae002e3a.png” name=”情弱”]
すみません、今僕は多重債務があって、支払いができないので商品の代金は稼いだ後ででいいですよね?[/voicel]
みたいなのを真顔で言ってきます(経験済み)。
多重債務があるということは、自分が悪いと思っていません。外部要因だから仕方ないよね?みたいなことを本当に思っている人です。
つまり、知識がないことが情弱なのではなく、他社依存心が激しく強い人種が情弱と、言われています。
だから、常に、誰かが自分を成功させてくれると思って生活をしています。
[voicel icon=”https://yuta-silicon.com/wp-content/uploads/2017/06/c8086788bcf14a8ae27110e63f021ff0.png” name=”見知らぬおじいさん”]君はわしの死んだ孫にそっくりだ!![/voicel]
[voicel icon=”https://yuta-silicon.com/wp-content/uploads/2017/06/c8086788bcf14a8ae27110e63f021ff0.png” name=”見知らぬおじいさん”]私はもう長くない、君に私の遺産を全部受け取って欲しい!![/voicel]
というように、よくわからないけど、自分は今のまま変わらずに周りがなんとかしてくれることによって自分が全自動で成功しているという状況がほしいのです。
もはやシンデレラのような状況を願っているのです。
情弱はこういうドラマにはまる!
情弱が求めているものというのは、まさにシンデレラのような状況です。シンデレラは召使のように働かされてひどい扱いを受けていました。
しかし、突然理由もなく魔女がシンデレラになぜかドレスをくれるのです。そして、なぜか舞踏会に行けるようになったシンデレラは、よくわからないけど、王子様の方からダンスに誘ってくれて、シンデレラはドレスが0時に消えるから帰らなくてはならなくなったが、その後何の行動もせずに、王子様の方からシンデレラを探しに来てくれて幸せになれる。
情弱はこういうストーリーを望んでいます。
例えば、最近あったドラマで言うと、『逃げ恥』や『ボク運』などです。
この2つは、ほとんど同じようなドラマです。逃げ恥は、ガッキーという普通ならばありえないような美女と、冴えない星野源演じる平匡が半ば強引に結婚にまで至るドラマです。
本来の世界でこのような事は起きず、美女は、順当にイケメンと付き合うし、美女と野獣カップルに関しては野獣側の並大抵ではない努力と魅力を持ってして成り立っています。
この2つの共通点は、『よくわからない力で二人がくっつくしか無いような状況になる』というものです。
実際の世界では、確実にやった時点で嫌われることが確定するようなクリティカルミスを毎話毎話やってくれる2つドラマの主人公。
それでも、よくわからないストーリーの力で現実の世界における本筋を捻じ曲げてくっつかざるを得なくなるのです。
なぜ逃げ恥の方がヒットしたのか?
逃げ恥とボク運では、逃げ恥の方がはるかにヒットしました。いくつか理由はあると思います。
もちろん、恋ダンスがみんなが覚えやすくて、踊りやすいダンスだったからというのもあるでしょう。
しかし、それを言うならボク運だって、あの山Pと亀梨のユニットなのですから、ダンスと話題性なら全く不足はありません。
この2つの大きな違いというのは、主人公への親近感だと思います。
星野源が不細工とかそんなことはありませんよ。もちろん、メガネを取ったら印象も変わるし、整った顔だと思います。しかし、亀梨がイケメンすぎるのです。
その亀梨が、「モテない男」を演じたていましたが、若干男性が感情移入してワクワクできなかったのではないかと思います。普通にイケメンだし、
星野源が出来るなら、、、みたいな希望をいだいてワクワク出来るのです。亀梨の場合、「でも結局イケメンだし」という冷めた気持ちになるのです。
ネットビジネスドリームを待っている情弱たち
ネットビジネス業界では、情弱が非常に多いです。だから、アフィリエイトで5000円稼げる人が5%みたいなことになります。
だって、行動したら割とすぐに結果が出るのに、いつまでたっても魔法のような状況を待っているから稼げないのです。
ネットビジネスで月数十万円かせぐことなんて難易度ではありません。しかし、お手軽に楽して稼げるんだ〜みたいな感覚であれば絶対にかせぐことはできません。
どんな適当なやり方でもある程度続ければ、5000円位誰でも稼げます。しかし、それでも稼げないのは、ネットビジネスは、情弱が簡単に稼げると思って参入するからです。
情弱が自分から行動することなんてまずありえません。ここまでシンデレラの話とか、逃げ恥とかの話をしてきて
[speech_bubble type=”std” subtype=”L1″ icon=”niku.png” name=””]
おいおい大げさだな〜ここまで情弱なやつなんていないだろう!
[/speech_bubble]
とおもっていたひともいるかもしれません。ですが、ネットビジネスで5000円稼げない人が95%いるというのは、もはやそういうことです。5000円なんて記事を量産しているだけでも簡単に稼げます。
もちろん、始めたてで、どれくらい記事を書けばいいのか?という不安を持ちながらやっていて稼げていない人はいます。しかし、ネットビジネスをやっている人の60%は情弱です。
情弱は脱出できる?
しかし、僕は情弱は脱出することが出来ると思います。情弱というのは『努力が成功に結びつくことを知らない』だけなのです。
ネットビジネス業界を見てみても、やはり高学歴の人の方が成功している人の割合が高いです。高学歴の人は、受験勉強をしたことが結果として結び付いている人だからです。
成功体験がある人は、徐々に下積みを嫌がらなくなります。これは勉強だけでなく、スポーツでもいいです。例えば、野球をやっていて毎日素振りしてバッティングセンターにかよっていたら試合で打てるようになった。
そうすると、もっと練習しようという気持ちになります。
僕の場合は、受験勉強も頑張ったし、小学校から野球も頑張っていたので、成功体験が幾分かありました。で、幼いときにそういうのを味わえなかった人が情弱になっている傾向があります。
だから、成功体験を今から積んでいけばいいだけなのです。
情弱から抜け出すには、まず『うまい話なんてこの世に1つ無い』と認識することです。
最後に
情弱とは、他者への依存が激しく、自分で人生を変えていく気持ちがない人です。その理由は今までの人生で成功した体験が無いからです。
むしろ自分で成功するアドレナリンを得たら、他人に何かしてもらいたいなんて思いません。自分の成功のために自分で頑張りたくなってきます。
そうなるためには、ネットビジネスであれば毎日コツコツ習慣になるくらいまで、作業をする。ブログを書く。そういう積み重ねが非常に重要です。
それでは!ありがとうございました!