どうも、商標キーワードアフィリエイトで月収30万円を稼いでいるナベヤンです。
- 商標キーワードって聞いたことがあるけど、一体どういうものなの?
- なんで商標キーワードは稼ぎやすいの?
- なんで商標キーワードに頼ったアフィリエイトは危険なの?
このような疑問にお答えします。
今回は商標キーワードの狙い方と、今後のアフィリエイト業界での商標キーワードとの付き合い方を解説していきます。
ちなみに、僕は商標キーワードを狙ったアフィリエイトで月収30万円ほど稼いでいます。しかし、今後これ以上拡大するつもりはありません。
- 商標キーワードの狙い方
- 商標キーワードが売れる理由
- 商標キーワードでアフィリエイトをそれほどしない理由
で本記事をお送りします。
商標キーワードはなぜ売れるのか?
商標キーワードはとにかく成約率が高いです。理由は簡単ですでに商品に興味を持っている人が検索するキーワードだからです。
商品にすでに興味を持っている人の背中を押すだけです。なので商品のセールス力がなくても検索結果で上位表示さえできたら勝手に成約します。
例えば、タピオカを売りたいとします。どういう人にタピオカを売れば一番売れるか考えてみてください。
考えましたか?
正解は、店の前で迷っている人です。
あなたがタピオカを売りたいと思ったら、一番売れるのがタピオカ屋ですでに並んでいる人です。
そんなずるいことできるの?
と思うかもしれませんが、インターネット上ならばそれが可能です。商品を買おうか迷っている人が検索するキーワードがある程度決まっているからです。
ネット上で「店の前にいるお客さん」が検索するようなキーワードを商標キーワードと言います。すでに商品名で何かしら検索している人です。
実際リアルでもこの戦略を使っている人たちっていますよね。繁華街のキャッチセールスたちはこの手法を使っています。
新宿歌舞伎町なんかでキャッチだらけの場所では、
このように、すでに何かの商品に興味を持っていた人は類似商品にも興味を持つ可能性も非常に高いのです。
なので、ひたすら商品を批判して別の商品へ誘導をしている人もいます(ちなみに営業妨害で訴えたら負けるので推奨はしません)
ネット上で注意点がありまして、
という論調で話すと鳥貴族が営業妨害で訴えてくる可能性があります。つまり、批判レビューは敵を作るし、その商品のファンからも忌み嫌われることもあります。
理路整然と書けていないと本当に数多くの人が敵になりますので、よほどのことがない限りは危険なのでやらないほうがいいです。
商標キーワードで狙うべきキーワード集
- 商品名+レビュー
- 商品名+評判
- 商品名+口コミ
- 商品名+無料
- 商品名+デメリット
- 商品名+メリット
- 商品名+副作用
- 商品名A+商品名B+比較
- 商品名+最安値
- 商品名+送料無料
商標キーワードは、キーワード選定もクソもなくてこれらの商品に興味を持っている人を集めたら自動的に売れます。
なぜならすでに商品に興味を持っている人が検索するキーワードだからです。
つまり、店の前で立って悩んでいる人なのです。この人たちに
と言って店内に招き入れて背中を押してあげれば買ってくれます。
例えば、下の記事なんかは僕がエックスサーバーというサーバーの商標記事を書いた時のものです。
このように商標キーワードはいちいちキーワード選定をする必要もなくて、もはや興味がある人が検索するキーワードは決まっているのです。
ネガティブ商標キーワードでも十分売れる
- 商品名+デメリット
- 商品名+副作用
- 商品名+詐欺
このような商品に対するネガティブな商標キーワードで検索している人は、一見商品を買わないように見えるのですが、そういうわけではありません。
商品に関心があるからこそ、疑念が生まれているのです。
よく商品のレビュー記事でいいことばっかり書く人がいます。しかし、いいことばかり書かれて喜んで買う人はそもそもネットで評判や口コミを調べるでしょうか?
レビュー記事や評判記事にアクセスをしている時点で多くの人は、若干疑っているんです。迷わず買う人はすでに迷わず買っています。
そもそも世の中デメリットなんて気にせず買う人は商品名で検索もしないんです。商品名で検索するのは疑問が晴れないと商品を買わない人がいるからです。
デメリットを書きすぎたり、「商品名+詐欺」のような明らかに商品のブランド価値を下げるような記事を書きすぎると訴えられることもあります。
たとえ中身が詐欺じゃないという肯定的な書き方だったとしても、広告主にとって嬉しい記事ではありませんよね。
なので、「詐欺なんじゃないか?」というタイトルをつけすぎないほうがいいです。広告主に嫌われていいことはありません。
注意点!商標キーワードでも成約しない場合
商標キーワードはかなり成約しやすいキーワードなんですが、そのキーワードでもなかなか成約しない場合は以下のようなことを気をつけてみるといいです。
即売り込みをすべきキーワードとすべきでないキーワードが存在する
商標キーワードで結果が出ない人は、商標キーワードの中での検索意図を汲み取っていない可能性が高いです。
たとえば、
- 商品名+最安値
- 商品名+送料無料
なんて調べている人に対して、「あなたはこんな悩みはありませんか〜」などという文章を書いていたらまどろっこしいですよね。
最安値、送料無料、なんて調べている人なんてもうすでに購入することを決断している人です。そういう場合はとっとと売り込んだほうがいいんです。
一方で、
- 商品名+デメリット
- 商品名+口コミ
- 商品名+副作用
なんかを検索している人っていうのは、基本的に悩んでいるんです。疑ってもいます。この商品を購入してもいいのか悩んでいるのでそういう人にはいきなり売り込んではいけません。
商標キーワードはデメリットがかなり多い
- ライバルとのイタチごっこ
- Googleの変動で一気に滅ぶ
- 特別単価がもらえない
- スキルで稼げているわけでは無いので再起不能
商標でライバルサイトパクってしまえば誰でも稼げます。こうなると発生するのがイタチごっこです。
泥沼のパクリあい。パクってパクられてを繰り返して本当に疲弊します。
検索エンジンをなんとかして攻略してやろうとSEOの戦いになります。もちろん、SEOで仮説検証をして戦えるSEOの専門家ならいいです。
しかし、ほとんどの人は
程度のSEOの知識しかありません。これをPDCAを読み解いてGoogleの検索エンジンをアルゴリズムを読み解くようなレベルのエンジニア気質の人はこれでもスキルアップにつながります。
しかし、多くの商標アフィリエイターはよくわからずに稼げてしまいます。
Googleのアップデートがきて商標キーワードをせめていたサイトが全て圏外に飛んでしまったらどうでしょうか?
商標キーワードはなるべく公式ページや権威のあるサイトを優遇するようになってきています。すると、個人ではほとんど上位表示が難しくなってきます。
また、企業のブランドに乗っかったアフィリエイターにアフィリエイト報酬を支払いたいと思うでしょうか?
普通は支払いたくないんですよ。だって、すでに自社のマーケティングである程度認知度を高めたのに、最後の最後にアフィリエイターにお金を持っていかれるんですよ。
だからアフィリエイトの醍醐味である特別単価がもらえない可能性が非常に高いです。
商標アフィリエイトは残るスキルがほとんどないが脱初心者には非常にいいので取り組む価値はあります。
ただし、商標アフィリエイトで満足していてはいけません。
市場をずらしてオリジナルの市場を作れるのがアフィリエイトの面白いところ
今後はマニアックな商品以外は商標キーワードは、個人が上位表示をすることが難しくなるでしょう。
さらにいうと商標アフィリエイトってアフィリエイトならではの面白さがありません。アフィリエイトの面白さは自由な発想で自分のオリジナルの市場を作れることです。
たとえば、シャネルの
とか結構むちゃくちゃな発想でも商品が売れることです。(実際に売れるかは知りませんよ)
でもこういうむちゃくちゃな発想だとしても、リアル店舗では実現は不可能ですよね。シャネルの店内でカニを売ることはできません。
しかし、シャネルの中でカニを売ってもいいのがインターネットであり、ブログであり、サイトでありアフィリエイトです。
キーワード選定で自分だけの市場をつくれるおもしろさに気づいて欲しいです。