就職説明会、企業説明会をマイナビなどの就活サイトから申し込める時代になり、そこであることが起こりました。それは、そもそも学歴で説明会から学生を落とすということです。
その学生がサイトに入力している学歴によって、最初から企業の説明会にさえふるいをかけているのです。つまり、学歴フィルターがかかる学生なら、大学受験の失敗の挽回のチャンスが一切奪われてしまったのです。
学歴フィルターによって説明会が「満席」に?
このように、露骨に帝京大学と早稲田大学で説明会の定員が違うのです。もしかしたら、帝京大学はもともと枠を設けられていなかったかもしれません。
ゆうちょ銀行もこのような学歴フィルターが存在しています。
【学歴フィルターの真実】
ゆうちょ銀行の説明会予約画面です。1枚目は日本大学、2枚目は東京大学でログインしたものです。日大では満席のところ、東大では予約が可能です。このようなことはゆうちょ銀行だけでなく、どの企業もやっています。 pic.twitter.com/CYqUdolzf5— Univlife-FYD (@daigaku_fyd) 2015年6月30日
このように、マイナビなどの就活斡旋サービスのシステムで学歴で定員を設定するシステムがあるのでしょう。
応募時に大学名書くと満席になったり空席になったりする学歴フィルタの話、該当企業が批判されてるのはまあそりゃそうだろうと思うけど、この機能自体はサイトの機能のようだから、リクナビ・マイナビがそう言う機能を実装して使えるようにしてるってことでいいんだよね?
— t_yano (@t_yano) 2018年3月4日
学歴フィルター「満席事件」の問題点
そもそも、
[voicel icon=”https://yuta-silicon.com/wp-content/uploads/2018/05/ab177cc6466bcaebec669d46b2cace45.png” name=”教育ママごん”]
いい大学に行って、いい企業に入るんだよ
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ってお母さんから言われてきたでしょう。学歴フィルターなんてそもそもあって当然なんですよ。
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ただ、世の中で問題視されているのは、そこではなく「学歴不問」と言いながらこのようなフィルターを設けることです。
有名な人気企業がフィルターを設けずに、説明会をしたらいくら時間があっても足りません。だから優秀な学生がいる確率が高い高学歴から人を集めるのは当然です。
最後に
学歴フィルターはやはりもっと昔から存在しているし、今更感があります。大企業なんかは学歴フィルタをつけない限り、個人個人を見るというのは不可能です。
ですが、別にそれを悲観する必要はないと思います。これからの時代、学歴フィルタをかけるほどの大企業で働くことは、今後あなたの市場価値を最も下げることになります。
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でも、書きましたが、大企業というのは、仕事が細分化されているため、その会社でしか使えないスキルしか身につきません。これからの時代に同じ仕事だけで一生を終える人なんてまずいません。
職業がAIによって奪われたり、ITによって自動化されたりしていき、知識労働でさえどんどんなくなっていくのです。
そもそも大企業で働けたとしても、ソルジャー採用の可能性だって非常に高いです。
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それよりは、中小企業だろうと自分の価値を高められるような企業を選ぶべきでうs。
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