会社ではとてもじゃないけど、出世しようなんて気持ちが湧いてこない…
そもそも、会社で出世して責任が増えてまで微々たる給料が欲しいとは思えない…
そんなことするなら自分でお金を稼いで、自分で収入を増やす方向で行動したい…
このように考えている若い世代、特にZ世代と呼ばれる人が非常に多いでしょう。ちなみに、僕自身もこの考えに大賛成です。
会社で出世することなんてどうでもいいと思ってしまう理由
1.終身雇用の崩壊
そもそも出世したいと思うのは、会社が将来を約束してくれるから、若い時に安月給でも働き、40代50代の時点での年収1000万円や退職金数千万円をにんじんにして頑張って走るわけです。
会社ってこれまで「お前の人生は働いてくれれば守ってやるから、それまで頑張ってくれ」こういうので、みんな会社で頑張ってきたわけです。
そしたら日本の時価総額トップの会社のトヨタが、
ちょっと終身雇用は無理っすね〜。インセンティブないっす。
って言い始めたわけですよ。だから会社に頼れないんだったら、会社じゃなくて自分のスキルで飯を食う方向に進むのが必然ですよね。
ま、普通に将来約束されてても絶対に終身雇用なんて嫌ですけどね。
なので、そもそも将来を約束してない会社で出世することってなんの意味もないって若者は思ってます。
2.経済の衰退
人口が減っていきます。経済って結局人口が重要です。そりゃあ、Z世代って生まれてから一度も景気がよかったことがないんだから、別に将来に期待もしてません。
国の経済指標にGDP(国内総生産)というのがありますが、GDPって人口が大きく関わっています。
人口が減ったらGDPが下がるに決まっています。
日本って今後も景気が後退していくんです。だから国の若者は将来が見えないのだから、どんどんリスクを負いにくくなります。
- 扶養家族を持たない
- 家を持たない
- 車を持たない
- もので自己顕示しない
- SNSのフォロワーが信頼の証
このように日本の若者がお金以外に価値を見出すのって至極当然ですよね。
僕の周りの起業家でも、お金のためというよりは、時間のために起業をしている人が多いです。フルタイムで働いてると自分がやりたいことをする時間がなくなるからです。
将来が約束されてないのに、出世を餌に引き連れられるほど今の若者は馬鹿じゃなくて、なんでその会社で出世しなきゃいけねえんだよwって思ってますね。
3.出世ってコスパ悪いってみんな気づいた
はっきり言って、出世することってめっちゃコスパ悪いことにようやくみんな気づいたんですよね。
昔は出世して家族を養うのが当たり前すぎたので、出世することが正義だと誰も疑いませんでした。インターネットもないので、他の生き方が全くなかったんです。
だけど、普通に考えて出世って給料の上がり幅よりも、責任の上がり幅の方が大きいですよね。

出世って正直コスパ悪いですよね。会社の数字とか業績の責任を取らされるにも関わらず、給料って年間で100万円も上がりませんよね。
むしろ責任と激務が両肩にのしかかります。このように若い20代の一番体が元気な時を仕事に費やした人は、次の世代に対して同じ教育をします。
こういう責任を負った経験があるから俺には今がある。将来のことを考えるなら辛いことがあっても耐えるべし!
だけど世の中そんなことはありません。実際嫌なことをやっていると、脳の機能が悪くなりパフォーマンスも悪くなります。
イヤイヤやった経験で将来も生きていくのでしょうか?
4.大企業の場合出世が遅すぎる
ベンチャーならまだしも、大企業の場合って出世がいつになるかがあまりにもわからないんですよね。上がガチガチに詰まってます。
UFJ銀行に勤めている知り合いは、30代で後輩ができたことがないそうです。会社にいるメリットって部下を持ってマネジメント経験を積めることくらいです。
SNSでどんどん若い人が挑戦していることが可視化された一方で、自分が目指すものが20年後に「課長」って。。
僕の周りの友人も30歳になったら年収1000万円超える、とか退職金数千万円もらえるとか、老後に起業しよう!とか、じじいになったときの話ばっかりしてます。
僕の親も40代になって部長とかになってました。大手の銀行員でした。そして部下の横領が発覚して、監督不行き届きで支店長への出世の道が断たれました。
課長とか部長って管理職なので、部下が横領したら上の責任になるんですよ。超アホらしいですよね(笑)
親の話なんで複雑な気分ですが…
僕らの世代って別に20年後のことを保証してくれるような会社ってないじゃないですか。
だったら自分で稼ぐわ!
どの会社でも働ける力つけるわ!
こうなるのって必然ですよね。
5.インターネットが当たり前に普及して自由な人が可視化された
今まで金持ちや自由に生きてきた人もいましたが、ほとんど可視化されませんでした。だけど最近の人は高校生でも中学生でも稼いでいる姿を目の当たりにしています。
昔はこういう自由に楽しく、しかも多くのお金を稼いでいる人を見なくて済みました。
今では当たり前に10代から自由に楽しく自分の力で稼いでいる人がたくさんいることに気づくことでしょう。
今の若者が出世したくないのはおかしなことではない

出世したくないって感じる人が最近は増えているし、それは甘えではありません。
なぜなら、時代は変わるからです。昭和うまれの人に人生を語られても、我々はバブルも体感してないし、好景気も体感したことがないのです。
ずっとデフレの日本で生きていたら、価値観が昔と変わるのは当たり前です。
- 家族を持つのが当たり前だと思っていない
- 子供を産むのが当たり前だと思っていない
- 持ち家や車で自己顕示欲を満たす必要はない
- 正社員が正しいなんて思っていない
- 終身雇用はそもそも羨ましいとも思っていない
むしろ正しいことです。環境が変わっているのに、成功法則や常識が変わることは全くおかしなことではありません。
さらに、今って副業で稼ぐことが市民権を得ました。
会社で年収100万円をあげることは非常に難しいですが、副業で年収100万円を稼ぐことなんて全然難しくありません。
出世しないリスクは認識しておくべき
もちろん出世を目指さない、出世をしないリスクって必ずあります。出世を放棄するということはメリットだけなら世の中
収入が上がらない
ただ出世しないことで、収入が上がりにくくなるリスクは認識しておきましょう。
将来的にもプレイヤーとして活躍し続けるのは難しい
プログラマーや
出世しないで幸福に経済的に豊かに生きる方法
上記のリスクを踏まえた上で、どうやって豊かに出世せずマイペースに生きていくかを解説します。
別の収入源を持つ
会社はそこそこにして、自分の収入源を持つことです。これは上司の方針に依存せず、自分の思い通りに進めることができます。
なんで、こんな無駄なことばっかりやってんだよ…うちの会社頭おかしいのでは?
って思うことありませんか? そういう不満を持っている人ほど、副業で自分のビジネスを持つことはおすすめです。完全に自分の裁量で仕事ができるからです。
初心者向けに自分でビジネスを持つ方法を記事で解説しましたので、こちらの記事をお読みください。
金融資産を持つ
稼いだお金で株式投資をすることです。
株式投資といえば、多くの人は最初は難しいことを考えずに、インデックスファンドに積み立て投資信託を購入してください。これだけでOKです。
この記事でインデックスファンドをどのような商品を買えばいいのかまでは解説できませんので、こちらの勝間和代さんの動画をご覧ください。なぜ、毎月淡々と同じ金額を積み立てる投資法が有効なのかを解説しています。
またギャンブルをせずに、着実にお金を増やし続ける投資法について解説している書籍が以下の「貯金感覚でできる3000円投資生活」です。こちらも合わせて読んでおいてください。
出世が馬鹿馬鹿しいことと努力しないことはイコールではない
出世が馬鹿馬鹿しいから努力しない。そんな風潮も若干感じます。だけどそれはもったいないです。
会社のためにする努力はしなくて良い。だけど自分のための努力はやっていくべき。
今まで自分のために努力したくても、起業をしたり自分のやりたいことをするのに非常に大きなリスクがありました。だけど今はそんなことしなくても自分のやりたいことができます。
例えば、僕もブログで飯を食うことができています。ブログで稼いだお金を金融資産である株式投資に回して別の収入源を作ることに成功しています。
今の時代は、自分のために努力ができる死ぬほど素晴らしい時代になったと言えますね。
僕の場合も大学生の時にブログでビジネスを開始して、ブログで稼げるようになりました。人生で初めて他者からの評価から逃れて、自分の力で稼げるようになった瞬間でした。
僕はブログビジネスで全てを得たと言っても過言ではないです。ブログでどうやって稼ぐかわからない人のために、ブログの稼ぎ方を以下にまとめてみました。
僕は誰かのためじゃなくて、自分のためだけに努力ができるツールの「ブログ」を知ったことで、人生の全てを得たと言っても過言ではありません。
会社で働いていても自分で収益源を持つべし

会社で働いて
もちろん、収入源がある状態で会社に行くと全く気持ちが違います。僕自身は収入源があることによって、会社で働くことも楽しくなりました。
別に評価なんてされなくてもいいし、別に会社クビになったって全然問題なく生きていけるし、どうとでもなれや!
こんな気持ちで働くとまた会社で働くことも変わってきます。
まずは自分で収入源を持っていくことが大事だと思われます。
【ブログ歴5年】ブログで収益化する方法まとめ〜アフィリエイト以外も多数〜