どうもナベヤンです。
ここ最近はセミリタイアバブルとも言えます。FIRE(Finantial Indpendent Retire Early:経済的自立と早期退職)がもてはやされています。
もちろんこれは素晴らしいことで、サラリーマンで一生働くことの異常さがやっと世界的に広まってきたんだと言えます。
- 会社という組織の中でしか役に立たない出世のために頑張ること
- 給料をもらっているだけで1日8時間以上拘束されること
- 市場価値とかいちいち考えて好きでもないスキルを身につける
- 興味のない事業でもネームバリューで働くこと
こういうくだらない世界から抜け出すことがようやく一般化したと言えます。ただしまだまだ微妙なところがたくさんあります。
ほとんどの人が「株式投資」や「不動産投資」でセミリタイアしようとしていることです。この状態だと非常に人生が貧しいものになります。
精神的にしんどいセミリタイアを送らないためにも本記事をぜひ最後まで読んでみてください。
サラリーマンの投資でセミリタイアのリスク
1.価値が下がるリスク
株式投資も不動産投資もどちらも評価益が劇的に下がることもあり得ます。
そもそもリスク資産だけに自分の生活を預けることの危うさを認識した方がいいです。
そうなると貯金を切り崩して生きることになる。
やはり投資の世界ではハイリスクハイリターンなのです。そして自分ではコントロールできない場所であることをしっかり理解しましょう。
2.インカムゲインも減るリスク
インカムゲインとは、株でいうと安く買って高く売るのではなく、持っていることで配当収入を得たり、不動産でいう家賃収入などです。
この株式投資の配当も配当が安定している銘柄はあんまり多くありません。高配当で有名なJT(日本たばこ)なんかも減配して株価が下がっていました。
不動産収益も空室のリスクもあります。人気の場所だとその分利回りも悪くなるので、結局回収できるのも時間がかかります。
つまり投資で得られる収益は決して安定したものではありませんし、それだけで生きていくと自分に関係ない部分で収入が左右されてしまいます。
3.精神的にもしんどい
資産があってそれの配当や運用益で稼ごうとFIREする人もいますが、株価が動くたびに心がビクビクするでしょう。
例えばFIREした瞬間に株価がガクッと下がったらどうでしょうか。感染症が流行して、ガクッと下がったら気が気じゃないです。
例えば2019年の12月ごろにFIREした人は、一時的に資産が半分以下になっていることでしょう。
結果的にコロナ前の水準までに戻りましたが、こんなことがあって悠々自適に楽しみ続けることができるでしょうか?
って発想も出てきて、気が気じゃないですよね。FIREできていない人なら、
ってどんどんゴールが離れていきます。そして結局行動を起こせる時には時はすでに遅いでしょう。
サラリーマンはセミリタイア資金を集めるのも難しい
サラリーマンの給料だけでセミリタイア資金を集めるのも難しいですよね。セミリタイアって早くやることにも価値があります。
30代後半だったり、40代、50代になってセミリタイアしたところでできることなんて限られているんですよ。だけどサラリーマンと株だけなら自分でその時間を早めることができません。
セミリタイアという目標を積み上げたとしても、それに対して自分ができることはせいぜい嫌な会社で出世するくらいのことです。
サラリーマンは年功序列でよっぽどのエリート企業じゃない限り、若い時から高収入は見込めません。
30代くらいになったら結婚を考えますよね。そしたら次は結婚してから
40歳、50歳になってからセミリタイアをしたからといって、すでに人生の選択肢はかなり狭まっています。
と思っても恋愛は若い時が極端な有利なものなので厳しいでしょう。
って思っても当然20代で始めていたら得られたであろうベストタイムには到底及ばないでしょう。セミリタイアできたとしても、
と言っても若い時の集中力もなければ、言語吸収能力も衰えていくでしょう。体も無理が効かなくなっていきます。
結論:セミリタイアでも自力で稼ぐ力が必要
セミリタイアをするにしても自力で稼げる仕組みを作っておいた方がいいです。
僕だってそうです。もともと自営業だけでやっていましたが、一度就職をしてみたらとてつもなく辛いものでした。その話は以下の記事にまとめました。
サラリーマンが今後セミリタイアをするにしても自力で稼ぐ力って絶対必要です。
たとえ数千万円持っているおかげでまともに働かなくても済んだとして、貯金を切り崩しながら生きていくのはとても苦しいです。
それにお金を貯めていく段階で、一番若い時期にお金をケチりにケチって生きていくのって、すごく人生の可能性を狭めていると思うんですよ。
そもそも投資でセミリタイアするのに一番大事なのは入金です。いかにお金をたくさん投資に回せるかどうかです。
そのためには自力で稼いで、余裕を持ってたくさん株に入金することが鍵となります。
自力で稼げるサラリーマンは貯金が少なくてもセミリタイア可能
自力で稼げるなら会社を辞めるのに多くの資産は必要ありません。さすがに貯金数百万円くらいだと、それはセミリタイアというより独立になります。
だけど自力で無理をしないレベルで自分の好きな労働をしながら、悠々自適に過ごすくらいなら2000万円くらいの貯金があれば十分でしょう。
こうなると残りの200万円くらいなら、自力で稼げば多少資産が少なくても全然問題ありません。さらに資産が増えるまでのスピードも会社の給料だけの時よりはるかに速くなります。
結局自分でどうにかできずに、会社の言う通りに給料をもらうしか選択肢がない状態は一番辛いです。
投資だけで生きていくのではなく、自力で稼ぐという選択肢を持つことで、投資にかどに期待しなくなります。
肩の力が抜けて余剰金で投資するくらいの気持ちがあることで、より投資の成績も良くなったりします。
僕が稼げるようになった流れは自己紹介記事にも書いてありますので、ぜひこちらをご覧ください。
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